もくじ
サンタクローチェ教会の場所をチェック!
サンタクローチェ教会はフィレンツェの南東のほうにある、フランシスコ会の教会です。教会でありながら有名人のお墓があり、教会の奥には革細工の学校と工房を擁しています。
コンパクトにまとまっているフィレンツェの主要観光地の中で、サンタマリアノヴェッラ駅から最も遠いともいわれますが、駅からこの教会までは徒歩20分、中心地(ドゥオモやクーポラ)からは徒歩10分ほどで着きます!教会の正面には広場があり、その周辺はテラス席のあるレストランや、革製品屋さんが並ぶ素敵なエリアです。
お昼12時ころに訪れましたが、正面の階段は、教会の日陰になっており、観光客が座っていました。広場は、物陰にならないので暑かったです。
チケットオフィス~入場の注意!
教会の正面に向かって左側にチケットオフィスがあります。ここはチケットが購入できる場所と教会への入り口が同じでつながっていました。以前は、美術館と教会とのチケットが別だったそうですが、2019年現在、チケットは同じで1人€8でした。(960円くらい(€1=120円))
私たちが訪れたのは8月10日(土)のお昼の11:30頃でした。中心地のドゥオモでは、大聖堂内に入る列がものすごいことになっていましたが、こちらのサンタクローチェ教会は人が少なく、すいていました。
チケットやフィレンツェカードは持っておらず、並んで買いましたが、ほとんど待たずに3組目くらいで買えました。くるっと後ろ側が入場口です。
ここで注意なのは、帽子、過度に露出の多いキャミソールやミニスカートは、教会に入れません。帽子は外して入ればいいですが、キャミソールなどはパーカーやストールなどで露出を減らす必要があります。とはいえノースリーブのおばさまは入場できていました。
エントランスの手前では、オーディオガイドが借りられます。
中はフラッシュ、三脚の使用が禁止ですが、写真撮影自体は可能です。また、聖堂内は神聖な場所です。静かに鑑賞しましょう。
要チェックポイント!!
神々しいステンドグラス
教会内に入り、私たちが驚いたのは、大きな、壮大な、綺麗なステンドグラスでした。ちょうど光が差し込み、まぶしいくらいに輝いていました。フランスのノートルダム大聖堂でステンドグラスを見てから、ステンドグラスが大好きだったのですが、ここのステンドグラスも本当に素敵でした。
教会内はわずかにひんやりしていて過ごしやすく、また椅子も設置されています。荘厳な空気の中、ステンドグラスを眺めながら、小休憩もよいでしょう。
ステンドグラスに目を奪われてしまいますが、建物そのものも素敵です。12世紀にできた建物とは思えません。天井の梁が出ているのはフランシスコ会の質素さが表されているとか。
遠目から見るとこんな感じです。回廊の長さは115メートル。ゴシック様式です。13の礼拝堂と200のお墓がここにはあります。
超有名人の3大墓碑
ここには多くの有名人のお墓がありますが、特に挙げられるのは、作曲家のロッシーニ、天文学者のガリレオ・ガリレイ、彫刻家であり建築家のミケランジェロです。
サンタクローチェ教会内に3つともあります。是非見つけてくださいね。
中庭で
上の写真では、ステンドグラスにむかって立っています。背中側がサンタクローチェ教会の正面とその外にサンタクローチェ広場があります。中庭への通路は右のほうです。
中庭はまた、風が通り気持ちいいです。このときちょうど12時で、鐘の音が鳴り響いていました。
中庭の奥にもうひとつお庭がありました。ここの鐘がなっていたんですね。海外の鐘の音はとても神秘的でだいすきです!
ランチの時間だったからか、メインの観光地ではないからなのか、人が少なく、この空間を独占したような気持ちになれました。
革工房も忘れずに!!
サンタクローチェ教会の奥のほうには、革の学校と工房があります。もともと、孤児の職業訓練を目的とされ設立されたらしく、1930年から90年近く歴史があります。今では革の細工を学びに世界中から生徒さんが集まってくるそうです。
コインケースや、ベルト、お財布、眼鏡ケース、バッグなどが販売されていました。日曜日はお休み、月~土曜の開いている時間は10:00~18:00です。(写真がなくてすみません…)
まとめ!サンタクローチェ教会は超おすすめ
サンタクローチェ教会は、フィレンツェで行った中でもかなりおすすめします!
おすすめな理由は、
- ステンドグラスが綺麗
- 空間が雄大
- 人が少なく自分のペースで観光したり休憩したりできる
- 中庭がとても気持ち良かった
もし、行くかどうか迷っている!ということであれば、私は行くことをお勧めします!!
滞在時間は聖堂内30分、中庭と展示品や革工房の見学で30分のトータル1時間でした。私たちは中庭での休憩がすこし多めで、展示品や革工房は、ぱぱっと見てしまったので、そこをもっとじっくりよく見るならプラス10~20分みたほうがいいのかもしれません。
またこの付近では、地元の方も通う飲食店が多くあるそうです!このあとおしゃれなレストランに行きました。
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