イギリス、コッツウォルズ地方シリーズ第2段!イギリスの田舎コッツウォルズ地方はハニーストーンの家の景観が可愛い、自然たくさんの人気の観光地。でも、公共交通機関・交通の便が良くないので、観光に行くとなると基本はツアー。そこを海外初心者の二人で無理やり個人ツアーした時の話!
もくじ
コッツウォルズ地方、自力で観光は無理?
人気の観光地コッツウォルズ。ロンドンからは電車で1時間とバス30分、もしくは電車で1時間40分の距離感。
日本で買ったロンドンの観光ガイドブックによると「村を周遊するにはバス以外の交通機関がなく、本数も少ないので効率が悪い。」ときっぱり書かれていました。さらに「複数の村を訪れるならツアーを利用するか、運転に自信があればレンタカーが便利。」と続いていました。
が!行ってきました。
ポイントは、
- 二人とも英語がほとんど話せない
- 海外旅行初心者(2~3回目)
- 免許は一応取得してるが日本でさえペーパードライバー
- 海外で運転なんて無理
だったのに
- ツアーじゃなくて個人手配
- ガイドもいなくて完全に2人きり
で、コッツウォルズ地方の5つの村を観光してきました!
Googlemapを駆使してバスで周遊した!!
その方法は、『Googlemapを駆使してバスで観光。』そして『現在地情報命。』
まず、『どこからどこのバスを乗りたいのか』をグーグルマップの経路検索で調べます。直通でバス経路が出てくることもあるし、バスの乗り継ぎがあることも。
そして、でてきた経路から、『どのバス停で乗って、どのバス停で降りたいのか』を明確にしておきます。
バス停とかバス区間をメモしておくともっと良い。日本でやっておくとめちゃくちゃ良い。
しーちゃんは心配性なので、調べたものを印刷して、ノートに物理的に貼り付けて持参しました。オフライン対策・・・。
いざ乗車!
ここでもポイントで、バスの運転手に『どこのバス停で降りたいか』をハッキリ伝えておく!バスの運転手はしかめっ面でぶっきらぼうで怖いんだけど、絶対降りたいところで合図してくれるから、もう絶対伝えておく。
そして乗車中は、現在地情報でどの辺をどの方向で進んでいるか追っておく。こうすると安心できる。(のちにイタリアのバスではボタンを押さないと降りられなかったからこの経験がめちゃくちゃ役に立った!)
単純にこれだけのことなんだけど、一本逃すと次のバスがしばらく来なくて、その後の予定がめちゃくちゃになるから、時間は厳守で!
- 『どこからどこのバスを乗りたいのか』をグーグルマップの経路検索で調べます
- 『どのバス停で乗って、どのバス停で降りたいのか』を明確にしておきます
- バスの運転手に『どこのバス停で降りたいか』をハッキリ伝えておく!
- 乗車中は、現在地情報でどの辺をどの方向で進んでいるか追っておく
個人手配の旅行で難しかったこと!【デメリット】
楽しかったけど、難しかったなあ、と思うこともたくさんありました。
なまりがきつかった
一応大学は出ているのでセンターの英語くらいは勉強したんだけど、単語での会話で精一杯。というくらい英語はほとんど話せないのに(よく2人だけで旅行に行ったな、と今では思います。)、田舎だからめちゃくちゃ訛ってた。
イギリス訛りとか正直よくわからないけど、もう絶対訛ってるな、って感じの発音だった。あと早口。バスの運転手なんて基本的に日本人観光客に慣れてない。だから、とにかく何回も聞きなおしたりして迷惑だったな~~~~~と思う。
雨、天候不良、バスの減便
とにかくイギリスの天気が悪い。2月だから17時くらいには暗くなってくる。
2日目の最後の目的地はバイブリーで、バイブリーに行くためのバスに乗って、バイブリーで降りたいと運転手に伝えると「今から行くの?帰りのバスもうないよ!!」って怒られたりした。なんとなくわかった範囲の話では、バスが減便してるみたいでした。頑張って帰ってきたんだけど、雨だし暗いしめちゃくちゃ不安にもなった思い出。
早い時間に店が閉まる!
ブロードウェイから拠点のモートンインマーシュに戻るバスを待つ間に、どんどん店が閉まって行って、最終的には、ただバス停でバスを待つだけの時間が発生しました。個人でまわるとき、早めの時間に拠点に戻ってレストランに行くといいかも。閉店時間は夏だったら違うかも!
個人の旅行でよかったこと、思い出【メリット】
もちろん、いいこともたくさんありました!
例えば、優しいおじちゃんが助けてくれた。バスに乗って運転手に「ここで降りたい(このバス停で乗り換えて行きたい」っていうと、「その方法では行けない」と断られて。でもグーグルではその方法で行けるから乗ってみたら、話を聞いていた乗客の優しいおじちゃんが「違うバス停で降りるといい」と教えてくれた!たぶん、おじちゃんが教えてくれたバス停のほうが大きくて、バスが停まる回数が多くて、屋根があるバス停でした。
あとは、日本人が少ない。ツアーだとどうしても周りが日本人観光客が多くなってしまうかなと思う。実際団体のツアー客もいました。ツアーはツアーで、村の説明をしてくれたり、美味しいお土産とか食べ物とかも教えてくれるとは思うから、それはそれで行ってみたい!でも個人で動くと現地の空気感なんかも感じられて、それもいいかなと。せっかく異国に来たからにはJAPANを感じたくないという意地、、、(でもたまに会う日本人にめっちゃくちゃ助けてもらった!!)
あと最大に楽しかったのは、パブリックフットパスを歩いたこと!
黄色に矢印の『PUBULICFOOOTPASS』というマークの付いてるところは、私有地だけど歩いてもいい道。イギリスの良き文化のひとつ。ブロードウェイから少し外れた所のパブリックフットパスを散歩して、羊さんを目前にして高いところからコッツウォルズの景色を見たのも思い出。
個人旅行の日程
モートンインマーシュを拠点にしていまして、モートンインマーシュに2泊。2日間を使って、5つの村を訪れることができました!
- モートンインマーシュ(Moreton-in-Marsh)
- ブロードウェイ(Broadway)
- チッピングカムデン(Chipping Campden)
- ボートンオンザウォーター(Bourton-on-the-Water)
- バイブリー(Bibury)
コッツウォルズ1日目
当初の予定では、
パディントン(ロンドン市内)からモートンインマーシュに到着するのが昼の12時頃
12:29 モートンインマーシュ発→12:58 ブロードウェイ着
15:13 ブロードウェイ発→15:28 チッピングカムデン着
17:35 チッピングカムデン発→18:20 モートンインマーシュ着
でした。
しかし当日になって、早い時間の電車でモートンインマーシュのホテルに着いたので、先にチッピングカムデンを回ることに変更しました。(バスのルートを印刷した意味がなくなってる。)調べたバスの反対周りをしたイメージですね。
コッツウォルズ2日目
当初の予定では
8:02 モートンインマーシュ発→8:40 ボートンオンザウォーター着
ボートンオンザウォーターで4時間滞在
12:55 ボートンオンザウォーター発→乗り換え→14:01 バイブリー着
17:47 バイブリー発→18:42 モートンインマーシュ着
・・・だったはずが、この最後のバスがないと言われ、全然違うバスで帰った記憶があります。
しかも途中のボートンオンザウォーターからバイブリーへのバスの乗り継ぎが、運転手に無理と言われ乗客のおじちゃんに助けてもらったやつ。
12:55 ボートンオンザウォーター発→13:11 Shipton oliffe Frogmill Inn着
13:35 降りた所と同じShipton oliffe Frogmill Innのバス停発→13:48 Notth leach, Eastington着
14:01 降りた所の反対方向へのバス停Notth leach, Eastington発→14:20 バイブリー着
2階乗り換えで、よく行こうと思ったなあと、我ながら感心してしまいます。結局ちょっと違うバス停のルートで行けました!(上の写真はその時の思い出のバス停)
楽しかった村、行くべき村
ボートンオンザウォーター
ボートンオンザウォーターでは、スモールトークカフェというお店で、念願のクリームティーをしたので最高でした!
ブロードウェイ
ブロードウェイでは、無謀にもブロードウェイタワーまで歩こうとしてハイキングになり、結局たどり着かなかったけど、それがめちゃくちゃ楽しかった。写真はその時の景色。あと、ブロードウェイデリというお店でランチしたのが最高だった!
バイブリー
雨なのと帰路が確立されておらずつらい気持ちの思い出がつよいバイブリー・・・。もう一度絶対いきたい。
ウィリアムモリスがイングランドで最も美しいといった村。
チッピングカムデン
チッピングカムデンの写真が全然ないけど、ホールが残ってたのは覚えてる。最高。
モートンインマーシュ
モートンインマーシュは最高のホテルTheSwanInnがあったので最高。ちかくのピザのお店も美味しかった。
バスでコッツウォルズの観光はできる!!!
結論から言うと、なんとかできた!!!って感じです。
ツアーだったら楽だったな、と思う反面、苦労というか工夫を凝らして唯一無二の体験にはなりました。
次いくときも個人で行くかもなあ。おばあちゃんになったらツアーで行こうかな。
\The Swan Inn/