『パンテオンを見ずしてローマを去るものは愚者である』という諺もあるくらい、ローマといったらパンテオン!入場料金が課せられるということだったのですが、実際は入場無料でした!神々を祀るパンテオンがとても印象的だったので見どころまとめます!
パンテオンの位置・アクセス
パンテオンはローマ市内の多くの観光地の中心あたりに位置します!徒歩観光・バスツアーの途中にも寄ることができます。
- ナヴォーナ広場から徒歩3分
- ヴェネチア広場から徒歩10分
- コロッセオから徒歩24分
- テルミニ駅から徒歩30分
入場料金・予約は必要なのか??
予約について
入場無料なので、予約やチケット購入はありません!
入場口/出口は決まっているので、入場するのにすこし並ぶことがあります。混雑状況は時間帯によってかなり変わります。
パンテオンの入場料について
2019年8月 無料。入場料金は必要ありませんでした。
内部情報!みどころ!
パンテオン内部
パンテオンは2つの建物から構成されています。手前の柱と屋根でつくられている前室と円形ドーム状の屋根の部屋。入場口は前室の右のほう。列になっていることもあります!
前室の柱は直径1,5メートル!高さ12メートル!コリント式。
円形の部屋は祈りをささげる場所。部屋の直径は40メートル。円形の屋根(クーポラ)の高さは42メートル。
天井のくぼみはドームの重みを軽減するためのもの。古代ローマ時代に建てられ2000年以上経つとは思えませんよね。
円形の屋根(クーポラ)でひときわ目を奪う天井の大きな穴。これはオクルスとよばれる”パンテオンの目”。ここから光が差し込み、また時間帯によってパンテオン内部の表情を変えます!
直径8,92メートルの穴にはガラスなどがはめ込まれているわけではなく、空とつながり、雨も降ってきます。
オクルス=oculus とは”目”の意味。パンテオンの神々に見られているような気持ちになります。
祈りをささげる主祭壇前のスペース。少しですがベンチが設置してありました。
ラファエロの墓
パンテオン内部にはラファエロの墓があり埋葬されています。ラファエロは画家・美術家であり建築家でもありました。37歳で亡くなります。
代表作はミラノのブレラ美術館にある『聖母の結婚』/ウフィツィ美術館所蔵の『自画像』など。
パンテオンの歴史
パンテオンは紀元前27年頃、初代ローマ皇帝(アウグストゥス)の側近、マルクス・ウィブサニウスによって建造されました。当時のローマは多神教で、様々な神を祀る万神殿として利用されます。
火事によって消失するも、紀元後120年頃ローマの皇帝ハドリアヌスによって10年の歳月をかけ再建。パンテオンの意味は、ギリシャ語で『あらゆる神々を祀る神殿』のこと。
映画テルマエ・ロマエを見ていくとパンテオンが出てきます!
まとめ~
パンテオンへは8月13日17:00頃に訪問しました。待っている列は少しできていましたが、立ち止まることなく中へ入れました。
8月15日の『聖母被昇天祭』の日はイタリアの祝日に当たるので、ミサが行われパンテオンの中には入れないそうです!8月に旅行へ行かれる方は気を付けてください!
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