デザイン未経験でも【1ヶ月で】カラーコーディーネーター試験に合格できたよ!【アドバンスクラス】

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7月にカラーコーディネーター試験を受けまして、100点満点中94点で合格!デザイン系の勉強は全く勉強しなことない!未経験の一般人!ド素人!で基礎さえ知らなかったのですが、1か月くらい勉強したら一発で合格できたので、その勉強方法をシェアします!お役に立つといいな!

 

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カラーコーディネーター試験について簡単に説明

 

東京商工会議所主催で、色の性質・特性などの色彩の知識を身に着け、仕事など実践的な場で生かしていくための試験。

試験は、インターネットで申し込み、インカメラのついた自宅のパソコンで受けられます!

 

以前は1級・2級・3級となっていたみたいですが、2020年に制度が変わり『スタンダードクラス』と『アドバンスクラス』に改定。
 
国家資格ではないですし、これを持っているから○○ができる!というものではないですが、”色彩の基礎がある””デザインについて学ぶ意欲がある”という証明になるのではないでしょうか!
 

詳しくは、https://www.kentei.org/color/

 

カラーコーディネーター【独学方法】

 

前提として、お金はなるべくかけたくない!という信念のもと、素人が一発合格に必要だったもの、したことをご紹介。

 

まずは公式テキストを購入した

 

まず、とっかかりとして『アドバンスクラス』の公式のテキストを購入しました。

 

この時期、『アドバンスクラス』は公式テキストしか販売されていませんでした

主催の東京商工会議所ではなく、他の出版社が出しているテキストがあったら、その方が安いだろうし選択肢に入ってきたと思います。しかし級の改定後、そういった”ジェネリック参考書”みたいなものは『スタンダードクラス』(簡単な方)のものしかなく、『アドバンスクラス』は公式テキストを買うほかありませんでした。

 

公式テキストも安く購入したかったのでメルカリラクマなどのフリマアプリも見ましたが、『スタンダードクラス』は、ぼちぼち出品されているものの『アドバンスクラス』は希少。もし売っているのを見つけたらメルカリで買ったと思う。

 

結局、購入したのは家の近くの本屋さん(実店舗)。しかし、これまた店舗在庫は『スタンダードクラス』しかなく、『アドバンスクラス』のテキストは取り寄せとなりました。2日くらい待ったかな。Amazonや楽天にも出品されているので、本屋さんに寄る時間がない人はネットで買うのが良いね。(そして受験を決めたらなるべく早めに買おう!)

 

全部で16chapterあったので、とりあえず読み始めました。ここで問題発生。書いてあることがわからない。基礎がない。PCCSってなに・・・?状態。

 

無料のものは片っ端から利用!!!

使ったアプリたち

 

公式テキストを読み始めたものの、書いてある用語が全然わかりませんでした・・・。それもそのはずで『アドバンスクラス』は、カラーコーディネートの基礎『スタンダードクラス』の知識の応用のクラス。

スタンダードクラスの知識は持っていないといけないことに気が付きました・・・。

 

一旦、公式テキストは閉じ。しかしここでお金は使いたくないので、ネットに散らばる無料のものをとにかく探して利用!!!

 

まずはYouTubeを視聴

 

カラーコーディネーター試験3級色彩検定というキーワードでYouTubeで検索。

簡単な講座の動画がいくつか出てきます!それを視聴して、色彩の超基礎の単語の情報を入手。

 

例えば・・・

  • 有彩色/無彩色
  • 色の三属性(色彩・明度・彩度)
  • 色相環・PCCS・マンセル表色系
  • 基本色名/系統色名

 

上記ボックスの言葉の意味が分かる人は、ここは不要。

私にとっては初めて触れる言葉たちでした。これらの言葉の意味などは、基礎すぎて『アドバンスクラス』の公式テキストでは説明されていないので、別の媒体での勉強が必要でした。

 

YouTubeは授業形式でわかりやすかったものの、第1~3回が無料でそれ以降は有料、みたいなものが多くて、これだけで完全に勉強するのは難しく感じました。

 

 

無料のアプリを片っ端からインストール!

 

次に、カラーコーディネーター検定試験色彩検定という文字の入っているアプリを手当たり次第にインストール。

 

多くのアプリは問題形式になっていて、電車などの隙間時間にも勉強。ただやっぱり基本がないことには問題を解くことはできず、回答の解説のほうをよく読むことで勉強・・・。

 

 

スタンダードクラスのテキストを購入した・・・

 

受験料・公式テキストに加えて、絶対に無駄なお金は払いたくないものの、試験に落ちては元も子もない!!!ついに、『スタンダードクラス』の”ジェネリック参考書”を1600円+taxで購入しました。

結果的に、これは必要な課金でした!◎

 

スタンダードクラスのテキストを読む→アドバンスクラスの対応している箇所を読むと、公式テキストが説明してることの意味がわかるようになりました。

 

それに加えて、両方のクラスのテキストを見ることで、両クラスでどのへんが違う領域なのかがわかり、”アドバンスクラスはここを詳しくやるんだな””ここが大事そう”と順調に勉強できるようになりました!!

テキストを比べることで、出題範囲がより明確になった!

 

公式の模擬試験にチャレンジ!

 

『スタンダードクラス』のテキストを読むことで、『アドバンスクラス』の公式テキストが読み進められるようになりました。

 

実力を確かめるために実力テストに挑戦。

公式テキストには模擬テストみたいなものは付いていません。模擬テストを入手するためには、メールを東京商工会議所に送り、代金を振り込む必要があります。

郵送で送られてくるため、1週間かかることもあります。余裕をもって申請しましょう~

 

模擬テストは、本試験と同じくらいの難易度でした!2日前にやった模擬テストで90点以上取れたので安心。

 

結局勉強に使ったものは

  • アドバンスクラスの公式テキスト
  • スタンダードクラスの別の出版社のテキスト
  • 公式の模擬テスト
  • YouTube・無料アプリ

 

合格するために結局必要だったお金は・・・

 

  • 受験料…7,700円
  • 公式テキスト『アドバンスクラス』…5,830円
  • 参考書『スタンダードクラス』…1,760円
  • 模擬テスト…1,350円

合計…16,640円

それと、合格した後に証明書みたいなカードの発行が任意でできます。これが550円。

テキスト代は中古でもっと抑えられたかもしれないけれど、全部必要な出費だったなと思います。

 

 

公式テキストは買った方がいい?教材の選び方!

 

公式テキスト以外にもテキストや参考書があると思います。どの参考書にしたらいいかわからない…となると思います。

結論を言うと、公式テキストは見た方がいい!!!です。

 

なぜならば、本試験の問題文が公式テキスト中の文章の中から出てくるから。

公式テキストを読んでおくことで、本試験の時に、”あ、なんか見たことあるな”となります。

 

そしてメルカリで買うときはなるべく最新の物を買うように。(改定前の級のものは言わずもがな、初版~第2版くらいのものは誤字があります…購入時期&出版時期を要確認!)

 

本試験の問題が同じ(ほぼ抜粋)なので、絶対に公式テキストは見た方がいい!
 
 

 

スタンダードクラスとアドバンスクラスの違いは?

 

『スタンダードクラス』は、従来のカラーコーディネーター試験の2・3級にあたる部分。『色彩検定』という試験とも内容が似ています。色彩や色についての超基礎!日常生活!

『アドバンスクラス』は、もっと実務に生かす内容が盛り込まれています。カラーコーディネーターの仕事は多岐にわたるので、建築、インテリア、服飾、化粧品、その他プロダクツのことも試験範囲に入ってきます。

 

【アドバンスクラス】は難しい?素人には無理?

 

私は普通の高校大学出身で、まったくデザイン関係の仕事にも就いたことがない素人。カラーコーディネーター試験を受けてみよう!と決めた時に、まず簡単そうな『スタンダードクラス』にしよう、と考えていました。

ですが、『アドバンスクラス』でも合格率が50%!頑張って勉強したら受かるんじゃない?と言われ、挑戦してみることにしました。結果アドバンスクラスで良かった。

 

色の勉強は、普段見えているもののことをリンクさせ理解していくことができたので、難しく考えなくても大丈夫。公式テキスト(書いてあることはちょっと難しいけれど)何度か読むことで、本試験の時に読んだことのある文章だな”となっていれば受かります

 

ちなみに、就活などで持っている資格の欄に書いて効力を持つのは『アドバンスクラス』から、だそうですので、就活生にはアドバンスクラスを受験することをお勧めします!

 

 

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