個人手配で旅行に行くぞ！って決めた後、ホテル選びってすごく悩みますよね…特に初めていく都市では、日本と違う常識がたくさん！なんてことも…ありますよね。ホテル選びに困らず、快適に滞在を楽しんでいただくために、しーちゃんたちがローマのホテルに泊まった時のことをまとめてみました！
もくじ
ローマのホテル
★★★ランク付けされている！
ローマ市内のホテルはすべて、ランク付けがなされており、星の数で表されています。agodaやHOTELS.comなどの予約サイトでホテルを調べていても、星の数がでていますよね。これは、口コミや、おすすめ度…ではなく、政府が正式に決定しているものなんです。
星の数は、設備やサービスの質を表しています。もちろんが一番低くて、が一番高級なのはいうまでもありませんが、違いは、
- レセプション（ロビー）が遅くまで開いているか
- 部屋の広さや金庫などの設備について
- タオルの交換の頻度や掃除の質
- ホテル内にレストランがある・外国語スタッフの配置…等
評価基準が細かく設定されているので、自分の泊まりたい設備によって星の数を見るのがいいと思います。例えば、泊まれるだけでいいから安くしたい！というバックパッカーさんは★１や★２くらい、安心が欲しい人はセキュリティボックスが設置される★３以上…など。★１でも決して泊まれないほど、というわけではないです。一般的に、（普通の人が）快適に過ごすには★３以上は必要かと思われます！
ただし、この評価、設定されてから見直しがほとんどされておらず、同じ星の数のホテルの中でも差があることも。ざっと見るときの基準にはできますが、細かい部分はきちんと口コミや、旅行者の写真を見ましょう！
宿泊税ってなに？
イタリア、ローマのホテルのよくわからないところ、といえば宿泊税です。イタリア語で”Tassa di soggiorno”、英語では”tourist tax”や”city tax”と表現されます。これは、市が設定しているもので、旅行者が市内のホテルに宿泊するとき必ず払わなければなりません。そして、すこしややこしいのが、宿泊費用とは別に直接ホテルに払います。
宿泊税は、星の数で決まっています。1泊ごと、また一人ひとりに課税されます。ローマでは、
- 1人 €3 /1泊
- 1人 €3/1泊
- 1人 €4/1泊
- 1人 €6/1泊
- 1人 €7/1泊
と、設定されています。最大10泊まで（11泊以降は免除）、10歳未満は課税対象外です。例えば、4つ星ホテルに2泊、大人二人だと（€6×２泊）×２人＝€24 という感じです。
私たちが泊まったローマのホテルでは、チェックアウトの時にフロントで宿泊税が請求されました。宿泊費（泊まるお金だったり、朝食のお金）は事前にサイトを通してクレジットカードで支払いを済ませていましたが、これとは別で、€48払いました。ホテルよっては、チェックインのときに請求されたり、現金でしか払えなかったりするそうです。また、アパートメントタイプ（部屋にキッチンがついている）や、B&B（ベット＆ブレックファスト簡単な宿泊所）でも宿泊税は払う必要があります。思っていた宿泊費よりも高く請求された！なんてときは、レシートなどにTAXと書かれていないか見てみたり、フロントの人に聞いてみてください。あわてないでね。
ホテルって、どうやって選べばいいの？
旅行で、快適な滞在を左右する、ホテル。できるだけ安く、綺麗なホテルを失敗しないように選びたいですよね。しーちゃんたちが海外旅行に行くときは、ホテルズドットコム、アゴダなどでホテルを予約します！これらのサイトでは、たくさんのホテルの価格を比べたり、立地から選べたり、基本の設備の情報・口コミを見ることができます。まずは立地や価格などで目星をつけ、口コミをよく見ていきましょう！
写真をよく見る！
予約サイトに掲載されている写真をよく見ることは大切です。ここで注意なのが、ホテルやサイトが準備した写真は、写真を明るく加工していたり、綺麗になるように写真を撮っているので、そういう写真を信じるのではなく、旅行者が撮った普通の写真を基準にするとよいです。部屋の雰囲気は暗くないか？ロビーは古くないか？と、シャワーやお風呂などの水回りは要チェックです！お風呂や、トイレが汚いとしーちゃん的にはNGです。ロビーやお部屋全体が古い感じなのも、避けると無難。
旅行者の口コミをよく見る！
旅行者の方、宿泊者の声というのは、とても貴重です。部屋の雰囲気やフロントの対応がどうだったか？掃除がゆきとどいていたか？などは、宿泊者のほうがよくわかります。ここでの注意は、ひとつの口コミではなく複数人のものを見ることです！クレーム的口コミもありますが、感傷的になっているのでこれは要注意。
立地やアクセスのしやすさ
ローマでは、道がアスファルトではなく石畳で、スーツケースを持って歩くのがとても大変ですので、駅から近いホテルをお勧めします！ローマの大きな駅は、テルミニ（Roma Termini）駅です。また、テルミニ駅の近くは、レストランも多くあり、このあたりのレストランの店員さんは観光客にとても慣れています。ほかには、観光地（トレヴィの泉）などの近くという選択肢もあります。
値段も要チェック！
できれば安いホテルがいいですよね。予約するのは、早ければ早いほど良いです。旅行することを決めたら、早めにざっくり日程を決め、ホテルを押さえます。安くとれるサイトの多くは、キャンセルが不可の場合がほとんどですが、不安な場合は、キャンセル可能、返金可能のものもありますので、うまくみつけましょう。また、アゴダでは、タイムセールをすることもあります。こまめにチェックするのもポイントです。
トイレの謎
ローマのホテルを調べてるとよくでてくるかもしれませんが、部屋にトイレがふたつあることがあります！右は普通の、いつものトイレです。左は？というと、いわゆるビデだそうです。日本でいうところのウォシュレットに近いものです。蛇口から直接おしりに水があたるものと、水を貯めておくタイプがあります。このホテルには、ビデ用のタオルと、ビデ用の石鹸までおいてありました。ぱぴろーはこの設備を使っていましたが、とても快適だったそうです。これであなたもイタリア人。
朝食、つけなくていいかも？
ローマに宿泊したとき、朝食をセットで予約してありました。が、宿泊してみて、ローマ（イタリア）での朝食はいらないな、と思いました。理由は
- 甘いパンのほうが多い
- 調理されたおかずがない
- 焼きナスや卵焼き、素材そのまま無塩味
- パンが硬い
朝食会場には、甘いパンや、ケーキ、お焼き菓子、コーンフレークの方が豊富にあります。イタリアの朝ごはんがコーヒーと甘いパン（コルネット）が基本なのでこのようなことになっています。朝から甘いものも食べられる！なら問題ありませんが、朝から食べられるかちょっと心配になりますよね…。
おかずは、4つ星のホテルでも、卵焼きやナスの焼いたものは、塩の味がせず、パンは基本硬くて、あとはチーズとハムが数種類。ウインナーやベーコンは冷えています。決して貶めているわけではなく、日本の朝食ブッフェを想定していくと、あれ？という感じです。
イタリアにはパニーニ屋さんもたくさんあります！また、朝から観光地に出かけると、食べないで出かけないと！なんてこともあるかもしれません。私たちが次に行くときは朝食はつけないと思います。ただ、きちんと食にありつける安心感はあります。上手に選択しましょう。
おすすめホテルはこちら！
スターホテルズメトロポール
しーちゃんたちがローマで泊まったのは、「スターホテルズ メトロポール」です。
口コミ、特徴などは・・・？
テルミニ駅から徒歩5分の立地は超便利でした！ローマに着いた時も、空港に行くときも楽だったのと、バスをたくさん使ったので、駅が近いのはとてもよかったです。
値段も4つ星でしたが、高すぎることもなかったです。
朝食会場が地下だったりするホテルもあるのですが、ここのホテルは、朝食会場が1階で明るかったのもよかったです。ツアーなどで指定されているのか、日本人観光客の方が、たくさんいらっしゃいました。朝食会場は日本人観光客がほとんどで、安心半分、イタリア感は半減。ですが、それだけ日本人にとって快適なホテルということでしょう！
充実の設備
お部屋はこちらです。2人部屋で、ダブルベットでした。よかった点はクーラーが使えたこと、毎日ベットメイキングしてくれたことです。すこし困ったことは、冷蔵庫があまり冷たくないこと、トイレが若干下水臭いこと、スリッパのアメニティがない！ことでした。
【設備】エアコン・TV（サッカーが見れました。）・冷蔵庫（水やコーラなどが入っていましたが、これらは追加料金です。）・ミニバー（紅茶や湯沸かしポットなど）・ハンガーとクローゼット・セキュリティボックス・ルームサービス等
お風呂の周りです！
【設備】ドライヤー・ティッシュ・新しいトイレットペーパー・コップ・バスタオル・ハンドタオル・ビデタオル・バスマット・ハンドソープ・リンスinシャンプー・ボディソープ
歯ブラシ・スリッパのアメニティはありませんでした。メイク落とし・フェイスソープもありませんので注意。
シャワーは湯量がたくさんでとても気持ちがよかったです！が、出し方が少し難しかったです！下のハンドルが湯量の調整です。下の蛇口からお湯がでてきて、うえのハンドルを手前に引っ張るとシャワーになります。海外のホテルのシャワーは難しいことがおおいので、部屋に入ったら、二人でシャワーの確認をすることをおすすめします。裸になってからお湯が出ない…などのトラブルを回避できます。故障などでお湯が出なかったらフロントに電話しましょう。
朝食のカプチーノ
メトロポールの朝食では、コーヒーや紅茶などのマシンが置いてあり、自由に飲めますが、このカプチーノはバリスタの方が作ってくれるそうです！しかも追加料金はありません。食器を片付けたりしてくれるウエイトレスの方に、カプチーノをくださいというと持ってきてくださいます。カプチーノはエスプレッソ+泡立てたミルクです。超おいしいので泊まった際はぜひ飲んでみてください。朝食は6：30～でした。
- May I have cappucino,please?
まとめ
個人手配だと、自分たちで最適なホテルを選べる半面、失敗したら…と思ってしまいますよね。でも、口コミや、いろいろなサイトからホテルを見ると、きちんと選ぶことができます。ローマのテルミニ駅周辺では、新しいホテルも増えており、綺麗なところがたくさんあります。上手にホテルを選んで快適な旅にしましょう！
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